昨日も書いたように今回のフロリダ行きはユナイテッド航空のマイレージで往路をおさえて、復路は普通にFull Refundの価格で購入した。お盆のピークを微妙に外したので12万円ほどで済んだ。知人たちの中にはビジネスクラス並みの値段で泣く泣く購入していた人もいるので、それと較べたら安く抑えられたほうかなと思う。
15年ぶりのプライベートでのアメリカ、それもコロナ禍のあとなので、いろんな手続きがいろいろ変わっていて戸惑うだろうな、と思っていたけれど、結果的にはユナイテッド航空を選んで、ユナイテッド航空のアプリをインストールしておいたのが大正解だった。事前にいろいろ手続きを済ませておくと空港ではほぼなにもせずにチェックインできる。特にトラベルレディセンターがまじ優秀。詳しくはこんなブログ記事をどうぞ。
うん、ユナイテッド航空の機内食はまずいしCAはエコノミーの客をまるでブロイラーに餌を配るような態度で接してくるし、まじ最悪なのだけど、こと米国旅行に関してだけはユナイテッド最強!と思わせる場面がいろいろとあるので、自分的には大好きなエアラインなのである。
今回はCrew7の打ち上げ日程がころころ変わったので、その度に往路と復路を別々に空席探しをしたのだけれど、東京〜オーランドで検索すると羽田発やら成田発含めてじつにさまざまなオプションを提示してくれる。お盆の時期にはロサンゼルス空港で7時間待ちでそれでもオーランド空港に翌朝7時にはたどり着ける、というフライトを提案してきたので予約したりなどした。$59とちょっと高いけれど平民でもラウンジを使えるワンタイムパスを買おうかと調べてみたりして。
そのあとまた日程が変わって、結局のところ打ち上げ日程は8月25日と決まったので、ワシントン空港経由で乗り継ぎ1時間23分のオーランド便を選択した。乗り継ぎ時間がちょっと短いけど大丈夫かな?と思いつつ… [追記:そういえばこの時、マイレージで予約した往路便をwebで変更しようとすると「エラー! 申し訳ございませんが、お客様のリクエストを完了できませんでした。-しばらくしてから再試行するか、ウェブサポートまでお電話でお問い合わせください。」というメッセージが表示されて、しばらく待って試しても同じエラーになるので、結局電話をかけて予約変更した。あまりにもなんども変更をかけすぎたせい?? 理由はわからずじまい]
羽田からワシントンまでの便は当初、三列の真ん中の窮屈な席しか残っていなかったので、当日の空港でのアサインに期待して座席未指定のままほうっておいた。出発25時間前になってチェックしたら最後列の通路側席が空いていたので迷ったけれどその席に決めた。
24時間前からアプリでチェックインできるので早速チェックイン。荷物はキャリーオンなので当日の羽田空港ではもうそのままゲートにいってQRコードを見せるだけ。羽田の第三ターミナルから飛び立つのは初めてだったのでいろいろ目新しかった。到着ロビーから京急の駅に向かう通路の途中にあるグローバルWiFiのカウンターで予約しておいたモバイルルーターを受け取ってからセキュリティチェックを通過した。「トータル・リコール」に出てくるみたいなちょっとカッコいいやつ。
ワシントンまでのフライトはスムーズだった。機内WiFiは Full Flight or 2,000 milesというのを買ったけれど、 2,000マイル飛んだら終了だったので高くついた。$21.99。Day Passを買っておくべきだったのか?
機内エンタメでは「夏へのトンネル、さよならの出口」をみた。うーん、「夏への扉」へのオマージュなのかな? ストーリーは全然違うけど。
機長からのアナウンスがあって、「ワシントンから先へ乗り継ぐお客様もいらっしゃるでしょうから頑張って30分早く到着するようにしました(意訳)」とのことだった。これが大正解。ワシントンの入国審査が大行列になってて通過するのに1時間近くかかった。機長の判断のおかげでオーランド便に乗り遅れずにすんだ。事実、同じ経路で翌日に飛んだ知人はオーランド便に乗り遅れてしまい、深夜便に振り向けられていたし。
入国審査の行列に並ぶ前にそこに立っていた係官がじぶんの顔を見るなり「Global Entryか? ならそっちだ」と行列のないレーンを指差した。素直にそちらに歩きかけて「ん? なんか変だぞ?」と思い直して一般の列に並び直した。そういえばESTA申請の時にGlobal Entry Programって書いてあったっけとチェックしてみてみたけど、残念ながら日本は対象ではない。おれの顔は何国人にみえたのだ??
ともあれユナイテッド航空の予約システムには苦情をいいたい。ワシントンでの乗り継ぎ時間にはあと1時間くらいの余裕を見てほしい。もっといえばビザの種類に応じてGlobal Entryの対象かそうでないかによって乗り継ぎ時間を変更してくれれば完璧。
時間のないなかでキオスクにダッシュして、なにか適当な小物をみつくろって「お釣りはクォーターでどっちゃりくれ」と店の人に伝えた。これで高速道路通過のための硬貨を確保。いそいそとオーランド便に乗り込んだ。